みんなでケロケロ!みんなでHAPPY!

ごあいさつ

ケロケロ助産院とは ケロケロ助産院とは

ケロケロ助産院は、楽しくハッピーな育児を応援する情報発信型の助産院です。
特に研究などで裏づけられた情報をわかりやすく発信します。

「ケロケロ」とは、私の身の回りにカエルグッズが多いため名付けたのですが、
もう1つ大事な意味があります。
それは育児をする上で最も大切な「ポジティブ・シンキング」を
育児理念として定着化させようではないか!
というメッセージをこめています。

「ケロケロ」とは、あっという間に
ポジティブ・シンキング・ゾーン(筆者はケロケロ・ゾーンと呼んでいます)に
瞬間移動できる魔法の呪文なのです。

育児で落ちこんだとき、ぜひ口に出して言ってみてください。「ケロケロ」と。
育児で悩んでいる人がいたら、ぜひ声をかけてみてください。「ケロケロ」と。

塩野悦子

助産師。仙台市生まれ。宮城大学看護学群教授。

学   歴
聖路加看護大学大学院(看護学修士)
東京医科歯科大学大学院(看護学博士)
職   歴
聖路加国際病院、愛育病院、聖路加看護大学、
宮城県総合衛生学院、宮城大学
研究テーマ
「産後夫婦の相互作用」「周産期メンタルヘルス」等。
質的研究(2010)、介入研究(2016)から「産後クライシス予防プログラム~2つのゲートを開けましょう~」を開発。
妊娠期からの産後クライシス予防の大切さを広めている。
そ の 他
助産師として、両親教室(1999~)、高校生のための親になる備え(2008~)を長年実施。双子の親であることから多胎育児支援を長年実施。自称イラストレーターで、本サイトのイラストは自作。

産後クライシス

産後クライシスとは 産後クライシスとは

妊娠中→出産→産後クライシス

子どもの誕生前には思ってもみなかった産後早期の夫婦間のすれちがいのこと。
妊娠中は夫婦2人で同じ道を歩んでいると思っていたのに、
子どもとの生活が始まると、まるで別々の道を歩んでいるような感覚になること。

「産後クライシス」とはNHK情報番組“あさイチ”で造られた用語(2012)で、“産後の
夫婦の危機”という意味で使用されています。
本サイトにおける「産後クライシス」については、筆者の研究結果に基づき解説しています。

どうして産後クライシスが起きのるか どうして産後クライシスが起きのるか

それは、「父親と母親のちがい」によるものです。同じ“親になる”のでも、男女ではちがいます。 子どもとの生活が始まると、妻には大きな負担、夫には少ない出番という真逆の現象が起きやすくなっています。

この現象は親になる移行期において、どの夫婦にも起こる当たり前のことですが、このことをよく知っていることが大事です。

生物的にも心理的にも先に親になります。それだけ妻の方に子どもの世話の負担が大きく偏ります。そのため、 妻は夫に対して不公平感を抱きやすくなります。

母親より遅れて親になります。また母親のように母乳という武器がないため、子どもをうまくあやせずに疎外感を抱いたり、 妻からのダメ出しに萎縮したり、思っていたより父親としての出番が少ない状況に出くわします。

産後クライシスの予防 どうして産後クライシスが起きのるか

産後クライシスは予防できる!2つのゲート(とびら)を開けましょう!

筆者が40組近くの子育て夫婦に聞き取り調査をしたところ、
以下のことがわかりました。

子育て夫婦の間には「2つのゲート(とびら)」が存在し、
互いにそのゲートを開け閉めしている。

「2つのゲート」を開けるようにすることが、産後クライシスの予防につながる。
「2つのゲート」を閉めてしまうと、産後クライシスになりやすい。

2つのゲート(とびら)とは? 2つのゲート(とびら)とは?

ママが開けるとびら

夫の子どもの世話ゲート

このとびらを開け閉めする鍵は夫が握っています。このゲートを開ければ、 妻の負担が軽減し、閉じれば、妻の負担は増加してしまいます。妻に大きく偏っている負担(前述)を小さくするのは夫の大事な役目です。

このとびらを開け閉めする鍵は妻が握っています。このゲートを開ければ、 夫の子どもの世話への意欲は増し、閉じれば、夫の子どもの世話への意欲は削がれてしまいます。夫の思ったより少ない出番や疎外感(前述)を理解して、 夫の父性を引き出すのは妻の大事な役目です。

パパが開けるとびら

妻の子どもの世話ゲート

このとびらを開け閉めする鍵は妻が握っています。このゲートを開ければ、 夫の子どもの世話への意欲は増し、閉じれば、夫の子どもの世話への意欲は削がれてしまいます。夫の思ったより少ない出番や疎外感(前述)を理解して、 夫の父性を引き出すのは妻の大事な役目です。

このとびらを開け閉めする鍵は夫が握っています。このゲートを開ければ、 妻の負担が軽減し、閉じれば、妻の負担は増加してしまいます。妻に大きく偏っている負担(前述)を小さくするのは夫の大事な役目です。

  • 2つのゲートを開こう!
  • 2つのゲートをうまく開ける方法
  • 子どもの世話ゲート open子どもの世話ゲート open
  • 妻の負担軽減ゲート open妻の負担軽減ゲート open
  • 子どもの世話ゲート close子どもの世話ゲート close
  • 妻の負担軽減ゲート close妻の負担軽減ゲート close

「2つのゲート」をうまく開ける方法とは? 「2つのゲート」をうまく開ける方法とは?

産後クライシスは、子どもが生まれた夫婦に起こる当たり前の現象です。
しかし、その予防や対処方法を知っていると知らないでは大ちがいというわけです。
以心伝心のご夫婦でも、子育てが始まると、ついつい2つのゲートを閉めてしまいがちです。

子どもを育てる際には、“意図的に”2つのゲートを開けるようにすることをお勧めいたします。 これは子育てをする夫婦のマナーとでも申しましょうか、大切なことです。ある研究結果によれば、 夫婦げんかも程度によっては子どもの脳に障害を及ぼすことが明らかにされています。

子育て夫婦の皆様、「2つのゲート」を開けて、子育てを大いに楽しんでください。なお、産後のお話ではありましたが、ご夫婦の20年後、30年後にも、役立つ情報と考えています。

産後クライシスの資料 産後クライシスの資料

  • 2つのゲートを開けましょう!

    「2つのゲートを開けましょう!」

    こちらには2つのゲートをうまく開ける方法と閉めてしまう方法を具体的に示しました。経験者の語りもあります。参考にしてください。(印刷用pdfは両面&四折にてご使用ください)

  • 動画

    産後夫婦がよく出会う場面を示しました。それぞれゲートを「閉めるパターン」と「開けるパターン」の2パターンがあります。この2パターンのちがいをよくご覧いただき、お2人でぜひ話し合ってみてください。(下記の画像からも再生できます)

    ①パパのオムツ替えシーン:『夫の子どもの世話のゲート』の例
    ②パパの帰宅シーン:『妻の負担軽減のゲート』の例
  • MACとKENTAの育児日記

    「MACとKENTAの育児日記」

    著者の双子育児のマンガです。双子と知った日から、3歳くらいまでの双子育児の日々をつづっています。日本助産師会「助産婦」に連載していました。

  • 支援者の皆様へのおねがい

    本ウェブサイトに掲載しました「2つのゲート」のパンフレットおよび動画はご自由にご活用ください。 ただし、できましたら、母子健康手帳交付時に配布する場合、両親教室で使用する場合など、ご一報いただけますとありがたく存じます。 何卒よろしくお願いいたします。また、その他のご意見・感想・質問もいただけましたら幸いです。今後の改善に役立てさせていただきます。

参考文献 参考文献

1)塩野悦子(2017):産後クライシスのからくりと予防方法,助産雑誌,17(10),748-755

2)塩野悦子、大久保功子、山田嘉明(2016):出産後の夫婦の相互作用を促す予期的支援プログラム開発と効果の検討、第36回日本看護科学学会学術集会抄録集

3)Etsuko Shiono, Noriko Okubo, Maki Saito, Aya Taniguchi(2013):Parents' Relationships after the birth of their first baby: A qualitative meta-synthesis, The 3rd Global Congress or Qualitative Health Research(short paper), 156-158

4)塩野悦子(2010):初めて子どもを育てる夫婦の産後3か月までの相互作用,お茶の水医學雑誌,
58(3・4),107-117

お知らせ

2018年3月24日
河北新報に掲載されました。
2018年3月29日
産後クライシス予防プログラム研修会
時間:13:30~16:00
場所:東金市保健福祉センター(千葉県)
2018年4月20日
宮城県大和町保健推進員研修会(産後クライシスについて)
時間:13:00~15:00
2018年4月~
のびすく泉中央「プレパパママ教室」(要申込)
時間:10:30~12:30
日程:4/22,5/27,6/24,7/29,9/30,10/28,11/25,12/23,1/27,2/24
2018年5月~
仙台市青葉区「両親教室」(青葉区民のみ)
日程:5/18,7/6,9/28,11/9,12/21,2/22
2018年8月19日
日総研「両親学級で行う産後クライシス予防プログラム」
時間:10:30~16:00
場所:LMJ東京研修センター(東京)
2018年9月8日
産後クライシス~子育て夫婦のコミュニケーションを考える~
(平成30年度日本助産師会北海道・東北地区研修会 一般市民公開講座)
時間:13:40~15:10
場所:宮城県医師会館(仙台市青葉区大手町1-5)公開講座は無料
2018年9月29日
日総研「両親学級で行う産後クライシス予防プログラム」
時間:10:30~16:00
場所:ショーケー本館ビル(宮城県仙台市)
2019年1月12日
宮城大学公開講座 「子育て期の落とし穴と切り替え力」
時間:10:30~12:00
場所:宮城大学サテライトキャンパス(仙台住友生命中央ビルSS30)
2019年2月17日
日総研「両親学級で行う産後クライシス予防プログラム」
時間:10:30~16:00
場所:道特会館(北海道札幌市)

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